「『いい子』とは大人にとって『都合のいい子』のことです。 いい子だからかわいがるのではなく、かわいがるから本当のいい子になるのです」、「人間の人格の土台となるのは、乳幼児期だということを忘れないでください」児童精神科医の第一人者だった著者の言葉です。 自立とは、なんでも一人でできるようになることではなく、他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくこと。子どもが望むことをみな与えるのが過保護。親が望むものだけを与えるのが過干渉。避けなければいけないのが過干渉。 子育ては、楽しい時もあれば、不安になったり悩んだり、落ち込んだりイライラする時があります。そんな時、誰かに話を聴いてもらうのもいいですが、こんな本を読んでみるのも助けになるのではないでしょうか。親として子どもにどんなふうに接すれば良いのかをわかりやすく、温かい視線で語っています。そして、子どもを育てる楽しさ、尊さを教えてくれます。 佐々木正美さんの『こどもへのまなざし』もお薦めです。
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